・丹沢湖と富士山

2019.12.27 丹沢湖の奥に富士山がそびえる景色を撮りに行く
この景色を求めて西丹沢を歩き、ようやく巡り会えた場所へ例年通り行って来た
前日の雨で寄大橋は濃霧だった。コースは植林地内の仕事道を辿るため、明るくならないコースだ。

尾根に乗ると濃霧の植林地に一筋の光 後光がさした? これはブロッケン現象だった
濃霧が多い丹沢では珍しい事ではないと思っていたら、自分も撮ったのは初めてだし、記録でもあまり目にしない。






稜線に出ると青空が広がっていた
メギの実が青空に美しかった





そして霧が去るのを待つと鍋割山・塔ノ岳~丹沢まで輝いた





更に 視線を変えると蛭ヶ岳~丹沢山







本日の目的
富士山は雲が多く今一でしたがなんとか絵になった






稜線のブナ道
どっしりしたブナが逞しい






雨山峠から下山
寄沢から振り返った鍋割峠
大分崩れた崖、川原には沢山の流出物



・檜洞丸//二度目の積雪

2019.12.23 前日夕方の南岸低気圧の影響で、丹沢山塊では二度目の積雪となった。
前夜蛭ヶ岳山荘に宿泊した「丹沢ハイキング」メンバーFBで、積雪を確信し出掛けた。


夜明けと共に出発
結局この朝ハイカーはいなく、トレースを付けるハメになった💦

青ヶ岳山荘付近からの丹沢主脈(蛭ヶ岳ー塔ノ岳)



なかなか太陽が輝いてくれず鉛色の空
展望台のベンチの積雪は少なかったが、地上は多かったなぁ~



ツツジ新道は大石がゴロゴロ、組立階段が多く段差が半端ない
雪で隠れた足掛かりを探しながらの前進だ


振り返るとこの展望
富士山は隠れているが、深山菰釣山



次のベンチからの展望は期待していた
何時もは熊笹ノ峰・大コーゲの稜線だが、今日は大室山
犬越路避難小屋から延びる尾根が続く


風紋・雪紋
風が強かった様子が伺える





稜線に出たら太陽も出て、霧氷が輝いていた
富士山も出てくれて最高の積雪となった



青空も広がり綺麗だ
バラバラと音を立てて霧氷が降る





木道を過ぎると雪の深さが違った💦





一本の木 富士山は頭を出していた




頂上祠
丹沢ハイキング・大山さくらや(ルーメソ)



真っ白な山頂
獣達の足跡も無し



犬越路方面に下ってみる
富士山は隠れていたが、風巻ノ頭・袖平山は健在



淡々と下ったが登りは辛かった
木々の雪、融けずにあって欲しい



青ヶ岳山荘付近に下ると蛭ヶ岳



雪の中の青ヶ岳山荘
屋根が重そうです




今日は丹沢ハイキングの有志が蛭ヶ岳山荘にてカレーランチでクリスマス会
このお二人も檜洞丸を越えて行く予定だったが、この積雪では危険なので助言
諦めてくれた。下山後お二人も下山され、新松田駅まで車で送る。


・早戸大滝【幻の大滝】

2019.12.18  令和元年台風19号 10月12日 
神奈川県でも甚大な被害が発生した。被災者の皆様には一日も早い復興・復旧をお祈り申し上げます。
この台風の影響で山間部の土砂崩れ等で林道等はズタズタとなった。特にハイキングで申し訳ないが、県道70号(札掛-宮ケ瀬)・早戸川林道・どうし道等が通行止めとなった。
早戸大滝の進入路となる早戸川林道は陥没・土砂崩れで辛うじて歩く事が出来たので幸いです。被害情報ではないので詳しい事は割愛させて頂きます。

国際マス釣場のイケスは流され復旧中でした。12/28にはリニューアルオープンするそうです。マス釣場を過ぎると路上を埋め尽くす土砂、堰堤のある小沢から流れ出た土砂
ゲートを過ぎると注意テープが道路を塞いでいた。大規模陥没であった。
行きは、戻って川原から迂回した。帰りはガードレールを掴みながらカニの横這いで通過した。






川原に降りたは良いが、林道に復帰するのに苦労した
林道は流出して来た倒木や崩れた土砂等で至る所が被災していた






魚止橋を過ぎると2箇所で崩れていたが、以前の大雨被害には及ばない
魚止橋際は上段まで洗堀されていた



伝道沢を横切ると沢の渓相が大分変わったことに気付いた
何時も撮っていた滝が消えていた

この渓相は観られなくなった

造林小屋は建ってはいるが、殆ど裏側に倒れて支えられている
中央部が崩れ始めた



トラバースルートにある一本橋 以前よりロープの張りが強くなり、降られが少なくなったように感じた
以前の橋 この頃は楽に渡れた


第一渡渉点は大石等が流され、土砂が積もっていたが、川原は平らになった
水量が多く渡渉は上流で行った

大石は無くなり殆ど平坦

滝があり深くて上流へは行けなかった
現在は埋もれて平坦

ロープでヘツリ場
ここも楽に通過出来るようになった

第二渡渉点は流れが激しく
対岸は土砂の壁、渡る場所を慎重に探る

岩場の迂回ルートは無くなった
現在は流れが強く左岸沿いに進めない
ここは渡渉した

以前の美しい滝は消え平坦な流れとなった

雷平出合


ここからは本谷沢と大滝沢出合まで進む
大量の土砂が上流から流出し、流れのある場所以外高く積もっている


早戸大滝
入口から展望台、そして滝下からと・・・・







ついでに過去出会った厳冬期の滝